徳を積む(学び3)陰陽【生と死】

徳を積む(学び):
3.陰陽【生と死】
 
我々(この世の全て)は
生まれた時から
既に死へのカウントダウン
が始まっています。
 
まるで、
砂時計の砂が落ちる
ように。

死は誰にとっても
怖いものであり、
恐れるものです。

ある人が聞きました。
死なない方法は
有りませんか?

死なない方法は
1つだけあるよ、
それはね!生まれて
来ないことだ!と

明確な答えだと思います。

この世に生を受けた以上、
必ず訪れるのが死であり、
例外はないのです。

これが、
私がよくお話させて頂く、
宇宙の掟(生・化・返)です。
 
生は生成=生れる   
化は変化=成長する   
返は返却=元へ返す
生れ→成長し→返す(死去)
全て物質に与えられた、
この二元の陰陽の世に
生まれた宿命です。
陰陽とは、
紙のようなものです。

紙には表と裏があって、
表を陽の生、
裏を陰の死と考えます。

表と裏はひっついており、
切り離すことができません。
それとおなじように、
人間の生と死も別々の
ことではなく、
死を語らずして、
生は考えられないわけです。

つまり生を解決するには
死を理解することだと
言えます。

この話は、
物質の話です。
ご存知のとおり、
人間は肉体と魂の
構成でできています。
 
物質でも有る肉体は
死をむかえ亡くなりますが、
魂は霊のエネルギー
ですので、転生により、
生・化・返を繰り返します。

話は変わりますが、
毎年自殺者が増えています。

令和4年は年間で
21881人の方が自殺で
亡くなっています。
これは増加傾向にあり。

特にコロナ、地震、
戦争、温暖化と、
自殺者が増えています。
住みにくい地球環境が
人間の心を蝕んで
いるように感じてなりません。

自殺する人は、
苦しい世界から逃れる
ために、この世を去ろう
とする行為ですが、
正常な心理状態では
考えられない意識が
働いているのは明白です。
誰もが恐れている死を、
自ら求めるのですから!

自殺者は、
死のうと思って
自殺するのではなく、
自殺する時は、
自らの意識ではなく、
突然引き込まれるような
衝動的な心理が働いて
の行動と推測されます。
 
死は最大の恐れであり、
死のうと思って死ねる
ものではありません。

普段から、
今の現実を受け
止められずに、
この現実から逃れたい
という意識が、
衝動的な脳のコントロール
を失った結果の行為と
見受けられます。

さて、
そこで亡くなって
楽になるのでしょうか?

肉体は滅びても、
人間の魂は輪廻転生を
繰り返すのであれば、
また新たな肉体に宿り、
その学びの続きを
やらなければなりません。
 
これが
混沌の一元の世界に
帰るための掟です。

苦しさを逃れ、
人生をシャットダウン
した魂は、
命の大切さを知る
ステージからスタート
しなければならないのです。

例えば、
次生では命の大切さを
学ぶために、
生まれて若くして
病気になり、
生きたくても生きられない
命の大切さと尊さを
学ばなければならないのです。

今の辛い現実を見つめると、
前世での課題が
見つかります。

前回でクリア出来なかった
課題が今の課題ですから、
今世でクリア出来なければ、
次生は気づくまで何度も
強いアクションで
お知らせが来ます。
 
ですから、
どうか今のその課題を
今世でクリアして
いってください。

抜け出せない課題は
決して与えていません。
今のあなただから
必ずゴールはあるのです!
一緒に考えていきましょう。

 

 下記の動画も併せて

ご覧ください。